ロイヤルジェリーは、みつばちが女王蜂のためにつくる特別な女王蜂専用の栄養食です。一つの巣箱に4〜5万匹のみつばちが暮らしている中で、女王蜂はただ一人、いや一匹です。その女王蜂のためにみつばちたちはせっせとロイヤルジェリーを作っては貯め、作ってはためしているのです。では、どうやって作るのでしょうか?
ミツバチは主食としてビーポーレン(ミツバチが集める花粉)を食べます(ビーポーレンをご存じない方はこちらのページをご覧下さい)。
ミツバチが食べて体内に入ったビーポーレンは、ミツバチのもつ独特な酵素の働きで乳白色の液状物質となります。通常、この物質はミツバチの頭の上にある下咽頭腺という分泌腺から分泌されて、六角の巣穴で待っているミツバチの幼虫に餌として与えられます。
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ロイヤルジェリー 90カプセル \7,665. (税込)
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ビーポーレンを食べたミツバチが、成虫(つまり、羽の生えた蜂)になって七日目から十日迄の間に分泌する分泌液は、巣のなかの特別な場所に貯められ、女王蜂(あるいは女王蜂として育てられている幼虫)だけに与えられます。これがローヤルジェリーなのです。十一日目以降に分泌されるものは、再び、普通の幼虫たちへの食事として与えられています。
従って、ビーポーレンはロイヤルジェリーの原料といえるものなのです。このようなミツバチの神秘的な行動は、誰にも教えられずに、間違えずに秩序正しく繰返し実行しているのです。
通常のミツバチ(働き蜂)の寿命は4〜6阜獅ネのですが、女王蜂の体長は通常の働き蜂の約2.5倍くらいにもなり、2年から3年生き続けて、植物の開花時期の繁忙期には毎日2,000個もの卵を生み続けます。このような女王蜂のエネルギーは、ロイヤルジェリーに起因していることがおわかりと思います。
このような自然の神秘と摂理のなかで、紀元前4千年以上も前から生き続けているミツバチがもたらしてくれるロイヤルジェリーとは、私たち人間にとって、どんな「働き」をプレゼントしてくれるのでしょうか?